TEROS 22
水ポテンシャル・温度センサー（棒状）

季節性に柔軟な連続モニタリング

あなたの研究のニーズに即した設置が可能な機器を選んでください。妥協する必要はありません。例えば、設置や撤去の際にトレンチを掘ることは一部の研究分野では有効ですが、農業環境や地盤工学プロジェクトなどでは限界があります。そのため、TEROS 22は、石工用ドリルビットを用いた設置や、従来のトレンチ法による設置にも対応できるように柔軟に設計されており、あらゆるアプリケーションで水ポテンシャルの測定が可能です。センサーを数年連続で設置することにより継続的にモニタリングすることも、季節ごとに取り外すこともできます。

ローメンテナンス、ローコストの真のフルレンジ水ポテンシャルセンサー

TEROS 22 ポテンシャル・温度センサーは驚くほど簡単に使用できます。メンテナンスは不要で、ほとんどのアプリケーションでで十分な精度を発揮します。実際、TEROS 22でマトリックポテンシャルを測定すれば、土壌水分のみを測定するよりも正確な土壌水分の全体像を得ることができます。さらに、マトリックポテンシャルは土壌水分とは異なり土壌の種類に依存しないため、異なるサイト間の水分を比較することができます。その性能を考えれば、TEROS 21と同様、TEROS 22は驚くほどお求めやすい価格であり、飽和付近から風乾まで（0～-100,000 kPa）測定可能な、真のフルレンジ水ポテンシャルセンサーです。

包括的な解決策

土壌水分センサーは土壌に存在する水の割合を示すだけで、その土壌に根を張る植物が土壌中の水をどの程度取り込むことができるかは教えてくれません。TEROS 22センサーの水ポテンシャル測定と土壌水分測定を組み合わせましょう。そうすることで、潅水のオン・オフのタイミングという難問の解決につながります。この組み合わせにより、シーズン中のあらゆる段階で、植物がどの程度ストレスを受けているか、あるいは十分に水を与えられているかを正確に管理することができます。

TEROS 22の潜在力

TEROS 22は、長期にわたるモニタリングという課題への信頼できるソリューションです。各センサーは、度重なる改良を経て確立したプロセスを用いて個別に校正されています。校正済みのTEROS 22で時間と労力を節約しましょう。TEROS 22はあなたの時間と労力を削減し、本当の意味でのプラグ・アンド・プレイを実現します。

トレンチの掘削は不要

土壌水ポテンシャルを測定したくても、場所によってはトレンチを掘ることができない場合があります。TEROS 22はトレンチの壁面に簡単に設置できますが、16 mm (5/8 インチ)の石工用ドリルビットと電動ドリル、水準器を用いて設置することもできます。設置する深さに応じて、10～80°の角度の範囲内で、あなたのニーズに最も適合する方法で設置してください。土壌の攪乱を最小限に抑えたい、センサーの取り外しを容易にしたい、トレンチ掘削でより深い場所に設置したいなど、TEROS 22は、あなたのニーズに合わせて必要とする場所に柔軟に設置することが可能です。

さまざまな深さでの測定

METER Groupは、あなたのアプリケーションに最適な機器構成を提案しています。TEROS 22は、測定する深さに対応する4つのバリエーション（17cm、40cm、80cm、120cm）を準備しています。また、希望の深さに合わせてセンサーをカスタム製作することも可能です。この柔軟性により、他のセンサーではアクセスできない場所であっても水ポテンシャルの測定が可能になります。