METER　デンドロメーター

D1デンドロメーターは、樹木の茎の直径の経年変化を手動で測定できるシンプルなツールです。設置してそのままにしておき、定期的に訪れて樹木や茎の成長による幹の直径の変化を記録できるように、細部に至るまで入念に設計されています。
D1のバンドは、低摩擦・低熱膨張のAstronプラスチック製で、木の幹に巻きつけてバネで固定し、木の成長に合わせてテープが伸びる仕組みになっています。研究者は、通常より長い間隔（1年に1回）で直径の変化を測定することができます。測定スケールはπ単位なので、円周を直径に変換する必要はありません。D1には、正確な読み取りを容易にするために、摩擦のない特殊形状の副尺目盛りが付いています。また、スプリングを通す穴のバリをなくし、バンドの樹皮側表面への印刷をなくすことで、摩擦を軽減しています。
D1は直径10～66cmの樹木を測定します。2本のバンドを接続して、より太い幹を測定することもできます。直径40cm未満の幹にはショートスプリングを、40cm以上の幹には長い方のロングスプリングをご使用ください。

技術仕様